婚活で積極性が大切な理由は、「まず自分の存在を知ってもらわないと選ばれない」という点にあります。婚活では、プロフィールで絞り込み、写真の印象でお見合いを申し込むかを決定します。
しかし、待っているだけでは誰からも声がかからないことや、好みの異性ではない場合もあるでしょう。あなたがどのような結婚生活を送りたいのか、どのような相手を探しているのかを、しっかりとカウンセラーに伝えていくことが大事です。
もちろん、全て上手くいくとは限りませんが、これまで思い込んでいた理想の相手像にとらわれずに、客観的なアドバイスを参考にしながら積極的に視野を広げてみると、意外な結果を導き出せることもあります。
時折、「好みではなかったけど、積極的なアプローチと、その熱意に負けて結婚しました」といった結婚のきっかけ話が聞かれますが、積極的に行動しなかったらどうなっていたと思いますか？ほかの婚活者とご縁があったかもしれませんよね。
結婚を成就させている方々は、周りの意見を取り入れて、積極的に未来のパートナーに向けたアプローチをしています。最初は理想を求めても良いと思います。そこで思わしい結果が生まれない場合は、自分のほうが変わっていく柔軟性と相手に対する的を射た積極性がとても大事なのです。

積極性が大事といいましたが、連絡やお見合いの席でガツガツしすぎるのはNG…。程よい間を取るよう心がけましょう。
例えばメールの場合は

• 返事がきていないのに何度もメールをする
• 自分のことばかり書く
• 行き過ぎた長文
• 最初から馴れなれしすぎる文面

などの対応は控えましょう！
積極的にといっても、マナーは大切です。相手を気遣い、連絡を取りたいと思わせるよう文面を工夫しましょう。
自信がないという時には、下書きにして時間をおいて読みなおす、カウンセラーに相談するなどワンクッション入れて冷静になることをおすすめします。また、お見合いの会話も同じ、自分をアピールし過ぎて相手の話を聞かないと相手は楽しめませんよね。グイグイ押すのは間違いではありませんが、気遣いのない会話や態度では相手にいい印象を与えることはできず、もう一度会いたいと思わせることはできません。
積極的にアピールするべき点は、「自分がいかに優れているか」ではなく「私といるとメリットがある」という点です。例えば、料理の話題にしても「アレもこれも得意！」と一方的に伝えるより、「お弁当を作るようにしていますが、好きなおかずは何ですか？」と会話をつなげる方がスマートではありませんか？
これを糸口に会話も続きますし、結婚後は好きなおかずが入ったお弁当がランチになるかもと相手が想像してくれれば次のデートにつながりますよね。
本当に必要なのは、気遣いのある積極性といえるでしょう。