今年も残り3か月。秋の訪れとともに
早いもので、もう10月ですね。
夏から秋にかけて長雨が続きましたが、ようやく秋らしい空が見られるようになりました。
秋は、新たな出会いの季節でもあります。
今年も残すところあと3か月。年内のご婚約を目指していらっしゃる会員さまも多いことと思います。
コラムの更新がしばらく空いてしまいましたが、その間もエイムでは、会員の皆さまの良縁をつなぐお手伝いを続けておりました。ひとつひとつのご縁を大切にしながら、皆さまが素敵なご縁を育みご婚約へと進んでいけるよう、私たちも引き続き心を込めて伴走してまいります。
その「私も!」が会話を奪っているかもしれません
日々たくさんのお見合いに立ち会い会員さまのお話を伺っていると、次のステップへ進める方となかなか進展しない方には、ある共通した傾向があるように感じます。
その一つが、相手の会話に自分をかぶせないこと です。
例えば、
お相手が
「先日、沖縄に行ってきたんです」
と話してくださったとします。
そこで、
「僕も去年行きました!〇〇に泊まって、△△にも行ったんですよ」
と返してしまう方。
会話を盛り上げようとしているのでしょうが、いつの間にか話題の主役が自分に入れ替わってしまっています。
一方で会話が上手な方は、
「沖縄のどの辺りに行かれたんですか?」
「何が一番よかったですか?」
と、相手の話に興味を持って質問を重ねます。
すると、お相手は楽しかった思い出を気持ちよく話すことができます。
人は、自分の話に興味を持って耳を傾けてくれた相手に、自然と好感を抱くものです。
もう一つよくあるケースが
「共感しているつもりの会話泥棒」です。
「最近、ちょっと疲れ気味で……」という言葉に対して、
「分かります!僕も先週すごく忙しくて……」と、自分の大変だった話を始めてしまう。
一見、共感しているようですが、相手の気持ちを受け止める前に自分の話へとすり替わってしまっています。
ここでは、
「そうなんですね。お仕事がお忙しいんですか?」
「それは大変でしたね」
と、まず相手の気持ちに寄り添うだけで十分なのです。
会話泥棒をしてしまう方の多くは悪気がないこと。
むしろ、沈黙を避けよう・共通点を見つけよう・会話を盛り上げよう と一生懸命な方ほど陥りやすいのかもしれません。
けれど、お相手の心に残るのは、
「なんだか自分の話ばかりする人だったな……」
という少し寂しい印象だったりします。
知っている話題が出ても、すぐに「それ、知っています!」と言わず、ここは我慢!相手が何を伝えたいのか最後まで耳を傾ける。
嬉しかった出来事や自慢話には、素直に「すごいですね!」「それは嬉しいですね!」と一緒に喜ぶ。
悩みを打ち明けられても、求められていないアドバイスを急いで返さない。まずは「大変でしたね」と受け止める。
こうした何気ないやり取りの中に、その方の思いやりや心の余裕が表れるのだと思います。
もちろん、自分の話をしてはいけないということではありません。会話はお互いを知るためのものですから、自分の経験や考えを伝えることも大切です。
ただ、相手の話を最後まで聞き、受け止めてから自分の話をする。この順番を少し意識するだけで、相手にとって会話の心地よさや印象は大きく変わります。
お見合いで大切なのは、どれだけ面白い話ができたか、どれだけ自分をアピールできたかではありません。
お相手が「この人とは自然に話せた」「自分の話を楽しそうに聞いてくれた」と感じられること。
「また会いたい」と思われるのはたくさん話した人ではなく、相手が気持ちよく話せる時間を作れた人なのかもしれません。
次のお見合いでは、いつもより少しだけ、自分が話すことよりも相手の話に耳を傾けることを意識してみてください。その小さな心掛けが、次のご縁につながるきっかけになるはずです。
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