7月となり2016年も折り返し地点を過ぎたところです。
もう半年過ぎてしまったのか、まだ半年もあるのか、ちょっとした意識の違いで動き方も変わってきますね!前向きに一日一日を過ごしたいものです。
この数日、立て続けに40歳オーバーの男性のご入会面談をさせて頂きました。
皆さんが口を揃えておっしゃるのは、「この年齢まで一人でいるとは想像していなかった」ということ。普通に生活をしていれば、自然に出会いがあるだろうと思って無理して相手を探してこなかった方も多いのです。実際にお会いしたどの方も、普通に結婚をして、普通に家庭を持っていそうなタイプの方々ばかり。改めて、既婚・未婚の境目は、紙一重。「ご縁もの」の一言で済まされないけれども、やはり「ご縁」に早く巡り会えたか、まだ巡り会えていないか そこなんだなと感じます。
アラフォー世代の婚活は、簡単なものではありません。
40歳前後まで独身を通してきた方々は、基本的にひとりで何でもすることが出来て、逆にそれを便利と感じてしまうことも多々あります。
自由に時間とお金を使えているこの生活を手放すことに抵抗を感じつつ、婚活をされている方もいるはずです。独身の気楽な生活をしながらの婚活をしていると、お見合いをした相手に対して「この人は、自分の今の生活・自由を引き換えにするほどの貴重性がある人なのか」という視点で見てしまいがちになります。独身生活の気楽さと結婚後の不自由を天秤に掛けながら婚活を続けていても、残念ながら結婚を成就させることは出来ません。
結婚生活は、お互いがこれまでしてきたの思い通りの生活を相手に強いる場ではありません。お互いが相手を思いやり、妥協できるところは妥協する気持ちを持っていなければ、温かい結婚生活は続かないものです。
自分が思い描く結婚生活がどのようなものなのか、まずはそれを具体化することが大切です。出来るだけ具体的に考えてみましょう。
【例】
・結婚式を挙げるのか。
・相手とのコミュニケーションの取り方。
・どこに住むのか。
・共働きか。相手に家庭に入ってもらいたいか。
・家計管理はどうするか。
・戸建て住まいかマンション住まいか。購入するのか賃貸を続けるのか。
・家事の分担はどうするのか。
・自分の親との同居はあるのか。相手の親との同居はあるのか。
・どのように双方の親戚と付き合っていくか。
・子供を希望するのか。何人欲しいのか。不妊治療は視野に入れるのか。
・子育ての分担はどうするか。
などなど。
具体的に項目を挙げてみると、「絶対に固守したいこと」「こうであればよいな程度のこと」「相手次第と済ませられること」があることが分かってくると思います。
「こうあればよいな程度のこと」「相手次第と済ませられること」は、柔軟に対応が出来る部分ですので、これらの点については、あまりこだわりを持たずにいた方が、ご縁に繋がる可能性が広がって行きます。
逆に、「絶対に固守したいこと」に関して、相容れない相手に何度も会ったりして時間を費やすことは、結婚を遠のかせる結果になります。どんなに魅力的に感じられる方であっても、一瞬お話が進むかに感じられたとしても、結果的にご縁には繋がって行かないものです。
アラフォーの婚活においては、「妥協できることを増やしていくこと」「現実と向き合いながら進む道を選んでいくこと」が、早い時期に結婚に至るポイントでもあるのです。