お久しぶりの投稿になってしまいました!
一月半前の猛暑がウソのように季節が移り変わり、あっという間に今年も二か月ちょっととなりました。
オリンピック開催で盛り上がり、華やかな一年になるはずだった2020年。ふたを開けてみると…コロナに振り回された記憶しか残っていない方がほとんどだと思います。
今年は仕事もプライベートもなかなか思うようにいかなかった…というたくさんの声を耳にします。コロナの感染状況が今後どのようになっていくかは先行き不透明ですが、感染予防の生活様式を継続しつつ、前向きな要素を見出して2021年に繋げていきたいですね。
エイムでは、9月&10月は7組のご成婚のご報告を頂きました。
昨年からじっくりと信頼関係を築き上げて一年の交際を経てご結婚をされたご夫婦もいれば、ご紹介から半年で授かり婚をされたご夫婦、お見合いからわずか二ヵ月でスピード入籍をされたお二人など、結婚まで至る期間や経過は様々ですが、どのご夫婦もコロナ禍のご結婚に安堵の柔らかい表情をされていたことがとても印象的でした。
価値観の一致は結婚に必要なのか?
先週ご結婚のご報告を頂いた30代の女性からは、今回のご結婚に至るまでの数か月間の交際期間中に、たくさんのご相談を頂きました。
「彼のことがすごく好きなんですが、価値観が合わないところがあるんです。このまま結婚してしまっても大丈夫なのか不安なんです」という悩みが暫く消えずに踏み切れずにいたのです。お金に対する価値観や人間関係に対する価値観、いろいろ悩まれていました。
エイムにご登録をされる会員様の中で、多くの方が相手に望む条件の一つとして「価値観の一致」を挙げられています。
夫婦になると言えども、元々は赤の他人です。同じ親に育てられた兄弟姉妹ですら価値観の一致などあり得ないのですから、他人と一致する価値観など滅多にないものなのです。「価値観が近い」「価値観が似てる」ことはあっても全てが一致することなどないのです。
ですから、「価値観が一致する」相手を探していては、なかなか結婚には至りません。要は、「価値観を受け入れることが出来る」相手を探せばよいのです。価値観とは、簡単に言ってしまえば「物事の優先順位」です。その人が生活をしていく上で、「何を優先して何を後回しにするか」のバランスの取り方は千差万別です。
結婚生活を続けていくと、どこかしらでお互いの価値観の相違にぶち当たります。そのような時に、顔を合わせてしっかり話し合いが出来る相手かどうか、お互いに歩み寄って価値観のすり合わせをしていくことが出来る相手かどうか、そこが一番大切なことだと思っています。
お付き合いをスタートしても、お互いの価値観の違いに絶望をして別れてしまう方々もたくさん見てきました。価値観が違うことについて話し合いをすることは、時にはケンカに発展することもあるのでとても面倒な作業です。だからこそ、強い決意と面倒から逃げずに地道に相手を理解をすることが幸せのベースになっていくのです。「価値観は違って当たり前」と割り切って、お互いが「一緒にいたい」という気持ちと覚悟が強ければ、壁は乗り越えていけるでしょう。