今日は節分ですね。2月2日の節分は、なんと明治30年以来の124年ぶりなんだとか。 明日2月3日は立春。暦の上での一年のスタートの日です。
元旦に「今年こそは結婚する」と願掛けをしたものの年明けすぐに緊急事態宣言が発令されたり、日常生活に追われているうちに何となくひと月が過ぎてしまったなぁ…と感じている方も多いと思います。そのような方も、明日の立春からが一年のスタート!と気持ちを入れ直して婚活に臨んで頂きたいと思います。
変わりゆく婚活スタイル
昨年春に新型コロナウィルスの感染が広まり始めてから、婚活スタイルも変わってきました。不特定多数の人が集まるパーティーや街コンなどのスタイルから、マッチングアプリや私どものような結婚相談所の利用が主流になってきています。
アプリでの婚活はとても気楽にスタートしやすく、費用もあまり掛からないのでお気軽感がある優れた婚活ツールであると言えます。しかし、気軽が故に、遊び目的や仕事の営業目的の人が混ざり込んでいたり、登録時の確認事項や審査基準が緩いために既婚者がいたりするケースも多々耳にしますので、しっかりと相手を見極めて対応できる人に向いていると言えます。
一方で、結婚相談所は、マッチングアプリに比べると初期費用の面でハードルの高さはありますが、私たちカウンセラーが感染防止対策と両立しながら間に入ってしっかりとサポートをしています。人が仲介するからこそ、お一人お一人の異なる性格や細かな条件、更には気持ちの後押しやお悩みへのご相談などが可能となるため、婚活、更にはそこから発展する恋愛や結婚において大切な事柄もしっかりフォローできる大きなメリットがあります。
昨年春の緊急事態宣言の発令から、「相手に一番に何を求めるか?」ということにも変化が見て取れます。これまでは、相手の雰囲気やお人柄に加えて仕事に対する意識や経済力、人によっては学歴などを挙げる声が多かったのですが、コロナ禍は自宅で過ごす時間が増えて、「一緒にいて気を使わずに自然体でいられる相手」「恋愛相手というより『家族』になりたいと思える相手」「大変な時に支え合っていける相手」というご希望が多くなりました。
これからの婚活において大切なことは、これまでの「相手にこうして欲しい」ということよりも「自分がどうしていきたいか。どういうライフスタイルを取りたいか」ということ。リモートワークが急速に普及して出勤頻度が減り、首都圏にこだわって居住する必要性もなくなってきています。某大手日系航空会社では、CAはこれまで羽田または成田に通える範囲に居住することが求められていましたが、今後地方都市に居住しながらの通勤もOKになります。これまで首都圏居住の相手にこだわって婚活をしていた人も考え方が変わってきていて、価値観の変化により婚活の幅も広がってきています。また、ずっと一緒に過ごす結婚生活ではなく、お互いの仕事に合わせた週末婚などのスタイルも選択肢の中に入ってくることになるでしょう。
これから婚活をスタートされる方は、「これからどう生きていきたいか」を考えて、自分の生き方にマッチする方を探していくこと、そして、自分自身も相手の考えに合わせていく柔軟性が持てるか が大事になってくると思います。
2021年も一組でも多くの方々をご成婚に導くことが出来ますように尽力させて頂きます!