雑談力!

 

袴姿の大学生を見かける時期になりました。

気が付くともう三月も半ば。桜の開花が待ち遠しいですね。

 

本屋さんで手に取った本に「雑談力」という言葉がありました。 婚活に限らず、仕事でも交友関係でも、いろいろな人々と会話をしていかなければ、何事もうまくまわりませんよね。

 

当会を通じて、たくさんの方とお話をさせて頂きますが、この「雑談」を苦手としている方は少なくありません。

自然に出来て当たり前の雑談は、それが出来ない人にとっては、とても高い壁に感じるそうです。

 

雑談が上手な人を観察していると、実は「相手に話をさせることが上手な人」であることに気付かされます。

話下手な人が、「うまく話そう」とか「盛り上げなくちゃ」と思いこんで、準備をしてきたネタをその場の雰囲気や状況を無視して披露してしまうことがあります。相手を置き去りにして、自分だけが達成感を味わう結果に。

 

相手に好印象を持ってもらうためには、自分がしゃべるのではなく、相手に気持ちよくしゃべってもらうだけで良いのです。

相手に気持ちよくしゃべってもらうように持っていくには、「観察力」が必要になってきます。

「雑談に困ったら天気の話をしよう」ということはよく聞きますが、天気の話は案外続かないもの。皆さんも経験があるはずです。

 

相手を観察して、「相手に近い話題」を選ぶことが、雑談成功のカギになります。

 

▶素敵な洋服を着ている相手には、「おしゃれですね」

▶コーヒーや紅茶ではなくハーブティーを注文された方には、「ハーブティーお好きなんですか?」

▶飲み物に砂糖を多めに入れる方には、「甘党なんですか?」

▶珍しい腕時計をしている人には、「面白い時計ですね。時計好きなんですか?」

 

などなど 相手を観察しているといくらでも雑談ネタは生まれてくるものです。

そして、「相手に興味があること 相手が知っていること」を話してもらうことが、相手の気分を上げることに繋がります。

 

雑談には、観察力と瞬発力が必要になります。

「言ってしまったら失礼にならないかな?」「初対面なのに踏み込み過ぎかな?」などと迷いが生じているうちにタイミングを逃してしまうこともあります。もちろん、初対面であれば、相手との常識的な距離感を保つことが大切ですが、どんなに面白い話題であっても、相手がそれについて知らなかったり、興味がなかったりすると結果的に自分ばかりしゃべることになってしまいます。「相手が知っている話題」こそが雑談には大切なことです。

 

「明日のお見合いで何を話そう」と相手のプロフィールを丸暗記する位に頭に入れてお見合いに臨むよりも、相手に会った瞬間に目に入って来たもの、感じたことを素直に話題にしたほうが、躍動感がある楽しい会話になると思います。

 

新年度スタートまであと二週間あまり。三月後半も気合を入れて動かせて頂きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

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