まず、相手と会ったらお礼をいいましょう。このとき、どちらからお見合いを申し込んだのか、ということは関係ありません。「大切な時間を割いて、自分とお見合いする場に来てくれてありがとう」という気持ちを込めて、お礼を言葉で伝えることが大切です。具体的には、「はじめまして。私、〇〇と申します。今日はありがとうございます」と言うだけです。そんなことか…と簡単に思えることかもしれませんが、中にはお礼が言えない人も結構いますので、このような小さなことからひとつひとつ実践して、他者との差をつけましょう。また、お礼のひとことで弾みがつけば、そのあとの会話もとてもスムーズに運びましょう。

会話をする際、“笑顔”を忘れないことも大切です。笑顔は、相手の心を和ませることができますし、こちらが笑顔であれば、相手も心を開きやすく次の会話にも繋がっていくでしょう。
ただ、人は緊張していると、笑顔が大切だということがわかっていても、なんとなくぎこちなくなったり、怖い顔つきになってしまったりします。そんなときは、深呼吸をしてリラックスする、口角を上の方に上げるよう意識する、ということを試してみてください。

まず、基本的なコツとして、会話をスムーズに、そして楽しく進めていくためには、正しい言葉遣いを心掛けること。そして、ひとりよがりの話ではダメだということを理解しましょう。つまり、大切なのは言葉のキャッチボールであるということですね。

★自分の話ばかりではなく、相手の話をしっかり聞く事が大切

初対面の相手との話に困ってしまい、つい自分の話をしようとしたとき、それが自慢話になることがありますが、これは危険です。へたをすると、嫌われてしまい、それっきりになってしまう可能性が高くなってしまうでしょう。
軽く自己紹介をしたあとは、次は相手の話を聞き、相槌をうちながら、しっかりと内容を聞いてください。お見合いという場なので、「今日、お会いするのが楽しみでした」といったヨイショをすることも、上手く会話をつなげていくコツです。お見合いの席では、聞き上手になることを意識してください。

★さりげない気づかいを

会話も大切ですが、相手に対する気づかいやマナーも必要です。普段はあまり気にしないタイプだとしても、レディーファーストを心掛けましょう。たとえば、エレベーターの乗り降りの際やお店での注文時に、さりげない気遣いができる人は、女性にモテる傾向にありますので、ぜひ試してみてください。

★過去の異性の話

これは失敗する確率が高いですし、発展性がありません。初対面でそのような話をされることに対し、抵抗のある人も多く、女性の場合、「昔の人と比較されているのかな？」と感じてしまう人も多いもの。また、逆に相手に対し過去の恋愛について尋ねるのもNGです。基本的に過去の恋愛の話には触れないようにしましょう。

★自分の理想

お見合いの席ですと、つい、理想の家庭像などの話をしたくなるもの。しかし、男性が口にする家庭像というのは、女性がイメージしている理想と違う場合が多く、あまり同調されないことが多いです。そこで食い違いが起きると次につなげることが難しくなってしまうでしょう。

★悪口

人の悪口も口にしてはいけません。たとえば、過去のお見合い相手や会社の人などの悪口を言っても、あなたの印象を悪くするだけです。明るくさわやかな会話をするように心がけてください。

★デリカシーに欠けた話題

ユーモアをアピールしようとして失敗しがちなのが、性的な会話です。冗談のつもりで口にしたとしても、それで引いてしまう人も多いもの。また、財産、貯金、病歴など、個人情報については、初対面では控えるようにしましょう。