キリリとした寒いが続いています。師走らしいムードになってきましたね。
11月~12月も何組かのご結婚のご報告を頂きました。
一年以上のお付き合いからゴールインされたお二人もいれば、夏にご紹介をさせて頂いてからのスピード婚も!
ご結婚をされた方々のお話を聞く度に、結婚は「ご縁」だなとつくづく感じます。
皆さんからは「おかげ様で」と言って頂きますが、お二人が全く別々の人生を歩んで来た中で、数ある結婚相談所の中から当会にご登録をされて、お二人の人生が交わったということも、まさにご縁なのです。
先日ご結婚をされた女性は、7年越しの活動が実ってのご成婚でした。
ご登録をされた時は30歳。まだまだ鼻息が荒く(笑)、お相手に自分の理想を重ね合わせては、自滅しているような状況でした。「かなり勘違いしていましたよね」と37歳になった彼女が発した言葉が印象的でした。「結婚の本質を分かっていなかったのかな…」とも。
長い婚活を経て彼女が気が付いたこと。「条件的なことばかり優先して、年収や年齢などこだわってしまってたけれども、何人もの男性とお会いするうちに、一番大事なのは人間的な魅力や尊敬できるところがあるかどうかだと気が付きました。目先の収入が良くてもこの先どうなるか分からないし、高学歴だからと言って逆境に強くて生き抜く力があるとは言えないし」
今婚活で苦戦している方、そして、これから婚活をしようと考えている方。
「自分の相手はこういう人であって欲しい」という理想を掲げるばかりでは赤い糸をたぐり寄せることが出来ません。「子供が欲しいから30代半ばまでの女性がいい」「いつまでもイキイキしていて欲しいから仕事を続けてくれる女性がいい」「家庭的でお料理上手がいい」「スラっとした美人がいい」「今までの生活レベルを落としたくないから高収入で経済的に安定している男性がいい」「自分より高学歴で頭の良い人がいい」「将来は親と同居しない人がいい」…などなど。
固定観念を捨てなければ、なかなか結婚には辿り着けない現実があります。例え理想通りの相手が目の前に現れたとしても、その相手があなたを選んでくれる自信がありますか?
相手を探す時には、理想に縛られないこと。そうすると視野も広がって、自分がこれまで想像もしていなかったような素晴らしい人間性を持った人、自分が不得手なことを補ってくれる温かい人に出会うことが出来るのです。
特にアラフォー・アラフィフを迎えた方々は、婚活に過度な「ときめき」を求めないこと。「結婚とは家族になること」なのです。「結婚生活を送りながら、相手をもっともっと好きになっていければいい」とおっしゃっている新婚さんがいらっしゃいます。「最高ラインを求めるのではなく、自分の中の最低ラインを見極めることに切り替えた」とも。
婚活がなかなかうまく行かずに不安になることもあるはずです。だからと言って卑屈になってしまってはダメ。「婚活=自分磨き」の場でもあります。相手を通じて見えてくるリアルな自分の弱点を受け止めること。そして、前向きに婚活している姿こそが、相手には魅力的に映るものです。