~和顔愛語~ 成婚への道

 

久しぶりの更新になりました!
五月もあと一週間、外に出ると夏の香りがするようになってきましたね。

四月に入籍をしてすぐにアメリカでの生活をスタートされた新婚さんご夫婦から、ご近況メールを頂きました。昨年12月、年の瀬も迫った頃にご紹介をさせていただいて、すぐに交際がスタートしたお二人です。お見合いから婚約まで約3カ月。お互い未知の部分が多いまま共同生活に入ったわけですが、それが逆に新鮮でとても楽しく生活をされているご様子です。

ご紹介前、プロフィールではお互いにあまりピンと来たという感じではなかったのですが、カウンセラーの「このお二人は絶対に合う!」という直感で、半ばごり押し状態でお会いになられました。お見合いの後、カウンセラーがそれぞれとご連絡を取った時に、お二人ともがお互いの表情について言及されていたのがとても印象的でした。ご主人は奥さまに対して「とても優しい表情をされた方」、奥さまはご主人に対して「穏やかなお人柄が顔に出ていた」と表現されていてたのです。

「性格/人格は顔に出る」とよく言われます。ある程度の年齢になれば、その人がそれまでに積み重ねてきた経験や感情、他人に対する思慮深さが顔に出るということ。その部分がぴったりとはまったお二人なのでした。

「和顔愛語」という言葉をご存知でしょうか

検索してみると「穏やかで温和な顔つきや言葉つき。穏やかで、親しみやすい振る舞いのこと」と出てきます。元々は仏教の言葉で、「穏やかで優しい顔で人に接し、丁寧な言葉を心掛ける」というお釈迦様が説いた心持ちだそう。要するに、人に対して感じよく生きていれば、表情やしぐさも伴っていくということらしいです。苛立ちや卑屈な感情をそのまま外に放り出していれば、それなりの表情しか作れない。意地悪な人、嫉妬深い人、そういう人の顔はだいたい魅力的に見えないものです。ここでいう顔は、「かっこいい」とか「かわいい」とか生まれ持った顔の造形のことではなく、長年の習慣と日々の思考が生み出す表情のこと。

これまでたくさんの会員の方々と接してきた中で、自分の魅力に気が付いていない方がとても多いと感じます。いわゆるイケメンや美人ではなくても「和顔愛語」という言葉がぴったりと当てはまる方がたくさんいらっしゃるのです。 「いつもいい人で終わってしまう」と自虐される方もいらっしゃいますが、お相手から「いい人」という印象を持たれるということは、これまでの人との接し方、振る舞いが間違っていないということだと思います。そこにプラスαの個性を加えて、自信を持ってお相手と向き合って頂きたいです。精一杯サポートをさせていただきます。

 

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