お見合いトークの基本

お見合いの場で、相手に自分を知ってもらうためにも重要となるのがトークです。
とはいえ「自分から積極的に話すことが苦手」「沈黙が続いてしまう」といったことからせっかくのチャンスを逃してしまう方も少なくありません。
そこでお見合いトークで相手の心を掴むためにも、ぜひ知っておきたいトークの基本と心がけて欲しいことを詳しくご紹介します。

明るい挨拶と話しやすい話題を意識しよう

プライベートで異性と話すことが久しぶりだったり、性格的に会話の主導権を握ることが苦手、性格的なことから会話が苦手ということに加え、お見合いという特殊な場だとどうしても緊張してぎこちなくなってしまうことはある意味仕方ないともいえます。
だからこそ、明るい挨拶を自分からして場を和ませることを心がけましょう。
人の印象は最初の3秒で決まるとよく言われます。
天気やお見合いの場の話題など、相手が答えやすい共通の話題を意識して会話を広げていくようにするのもおすすめです。
まず相手に話題を振り、相手に共感する姿勢を見せてから自分も話すようにすると、会話が進みやすくなります。

要所要所でしっかり相手の目を見よう

会話の要所要所で、相手の目を見ることを心がけましょう。
緊張しているといっても、目をそらしたりうつむいたりしながら話す人は、「失礼な人だな」とか「私に興味がないのかしら？」と思われてしまうからです。会話をしている間中、相手の目を見続けるのは恥ずかしいかもしれません。
その場合は眉や口元のあたりに視線を向けるとよいでしょう。
基本的には相手の顔を見て、会話中の表情の変化を確認しながら話をすることが大切です。

男性の基本は”聞くが7割”

会話の基本は「聞くが7割」と心得ましょう。
男性と違い、女性は「同調してほしい」「共感してほしい」という思いで会話をする傾向があります。
とはいえ、会話のきっかけは男性から作るほうがスマートに映ります。
自分のことを話しながら、相手に話を振り、相手が話し始めたら聞き役に徹してみましょう。
相手のお話が最後まで終わってから、話をすることも大切なことです。
事前に相手のプロフィールをチェックして、趣味や興味があることなどに沿って話題を振ると自然に会話が広がります。

やってはいけない！3つのNGパターン

会話が弾むとつい言ってはいけないことを口にしてしまい、その場が白けてしまうことがあります。
そこで、お見合いトークで引かれてしまうNG会話を3つ見ていきましょう。
自分が当てはまっていないか、もし当てはまっていたら今からでも直すようにしましょう。

NG1．自分のことばかり話す

自分の話ばかりしてしまう、相手と話をしていても強引に自分の話に持って行ってしまう、そんなトークをしがちな方は注意しましょう。
自分を優先するタイプだと相手に思われてしまいます。実際に自分のことばかり話をする人は、人の話を聞かず相手を振り回す傾向にあります。
結婚しても自分の話を聞いてくれない人と思われてしまい、結婚まで辿り着けません。

NG2．ネガティブな言動や行動が多い

うつむいて話をする人、声が小さく何を話しているか分からない人は、それだけで相手からよい印象を持たれません。
普段から姿勢が悪かったり、声が小さい人は意識してみてください。
また、話題が勤務先や仕事の愚痴であったり、他人を下げるような発言も気が滅入ります。
相手の女性からしたら「この人は何をしにこの場に来ているんだろう」と思われても仕方ありません。

NG3．プライベートな部分への踏み込みに注意

悪気がなくても、相手のプライベートにまで踏み込む話題はNGです。
たとえば「お見合いは何回目ですか？」「今までどのような男性とお見合いしたか？」など相手の婚活に関する話題を振るのも相手を困らせてしまう質問です。
「子供は何人欲しいですか？」などといった内容も女性にとってはとてもデリケートな面がある質問で、「デリカシーがない人だな」と思われてしまうことがあります。
お見合いトークは、相手がまた会いたくなるような前向きで楽しい雰囲気を作ることが重要です。
プライベートを探るような会話は厳禁と心得ましょう。

トークは楽しませる気持ちが大切です

お見合いトークでは「相手が自分を気に入ってくれるだろうか」と気にしてしまい、いっぱいいっぱいになりがちです。
初対面で緊張しているのは自分だけではなく相手も同じです。
相手のプロフィールを参考にしておおまかに話題を想定しておくことも肝心ですが、大切なのはトークを楽しむこと、相手に楽しんでもらうことです。
自然に会話が進むよう、相手の話を聞きながら話を広げることを優先する、さらに笑顔を忘れないことも心がけましょう。